2024年2月18日日曜日

コロッケカフェの営業日が変わりました

 















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リカちゃん人形の洋服


 













 リカちゃん人形の洋服を作られたのが

「境 由季さん」です。

これだけまとめて展示したことはないそうです。

500着以上あります。

境さんは大阪市岸和田出身で

1年半前から岩槻在住です。

バービー人形は、ミニスカートになりますが

着ることができるそうです。


「コロッケカフェ ふれあい」で

2/23~3/10展示いたします。

























2024年1月15日月曜日

コラム『ココロとカラダの薬箱』第18回

  岩槻の情報紙「ら・みやび」

NO.657より転載

『専門は発達心理学』


 早いもので「みやび」にコラム掲載を始めて1年半になります。

800字に収めなくてはならない条件があり、

毎回苦労しています。友人に新聞記者がいましたが、

決まった文字数の中で難なく原稿用紙を埋めていくのを見て

感心した覚えがあります。
















 話は変わりますが、私の専門は「発達心理学」です。

発達とは赤子から老人までが対象です。

中でも専門は、「障がい児・者心理学」です。
























 大学人になった当初は、子どもの発達心理学を中心に

教鞭を執っていましたが、39歳の時に厚労省時代の先輩から

連絡があり、来年から「介護福祉士養成」が始まる。

君に「障がい者心理学」と「老人心理学」を

担当してもらいたと言うのです。



















 老人心理学は私の専門ではないと言うと

頭ごなしに怒られました。障がい者の70%は高齢者だ。

現在、老人心理の専門家は少ない。専門家を紹介する。

勉強しろとほぼ命令に近かったのです。

















 紹介されたのが、聖マリアンナ大学の「長谷川和夫先生」でした。

長谷川式認知症チェクリストの開発者です。

それからは、子供と高齢者の二足の草鞋です。

介護福祉士養成の教科書作り。「老人心理学」の猛勉強。

ほとんど長谷川先生の著書や、講演録から学びました。

又、元々が現場主義です。

多くの高齢者施設を訪ねて現状を見聞きしました。

後々これが役に立ちました。

最近は、「高齢者施設の選び方」をテーマに講演を頼まれます。

皆さんがご存じの知識とは異なると思います。


















 話は飛びます。大学の定年は70歳でしたが61歳で早期退職し、

現在の「NPO法人親子ふれあい教育研究所」を12年前に立ち上げました。

当初は、就学前の子供対象の「こころの相談室」だけでした。

しかし、社会の変化もあり、さらに地元との共存を考えて現在の

「多世代交流」事業に方向転換しました。


今年も「ココロとカラダの薬箱」で頑張りますので宜しくお願いします。


NPO親子ふれあい教育研究所代表(元大学教授)藤野信行 




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コラム『ココロとカラダの薬箱』第17回

 岩槻の情報紙「ら・みやび」

NO.656より転載

「やる気や意欲を持続するために」

  

 無理をして仕事を続けても良い結果は出ません。

あえて、仕事を途中でやめる勇気が必要です。

無理して頑張ると確かに達成できた満足感は得られます。

しかし、「辛かった。苦しかった」嫌な感情も残ります。

頑張りすぎると人間は「怒りや不安の感情」が生じます。

興奮しすぎると脳が一時的に活動を停止します。

ネガティブな感情が生じるのは、脳がパニックを起こした証拠です。 






















仕事を途中でやめるのは不安ですが、

やる気、意欲を持続する早道と考えてください。

「危険、不快感、期待薄」なことは無理をせずに一端中断する。

そして、「安心、快感、高期待感」に転換させることです。





















その方法ですが、ハードルを少し下げることです。

ハードルを下げるに最も効果的な方法が、時間の短縮です。

これを「手抜き」と言います手抜きと言わずにここでは、

「効率的」とします。

完璧を求めずに5分、10分の時間の短縮を大事にするのです。

最初に「ここまで」の目標を決めておくと良いです。

一度に一つの作業が理想です。もう少しやりたいと思う……。

そこでやめておく。

スランプに陥った時には、とりあえずハードルを下げる。

頑張り過ぎないのが「やる気持続」のコツです。

冷静さを取り戻すのが先決です。

冷静さを取り戻すには、時間、体調、感情を管理することです。

「失敗は忘れても良い。しかし、記録はしておきます。





















記録のコツは、嫌な事、うまく行かなかったことは「大まかに」、

うまく行ったことは「詳細に」記録するのがポイントです。

ネガティブなことをいくら細かく書いても解決にはつながりません。

ポジティブなことを詳細に記録します。 


NPO親子ふれあい教育研究所代表(元大学教授)藤野信行 


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