2023年4月4日火曜日

コラム『ココロとカラダの薬箱』第6回

 岩槻の情報紙「ら・みやび」NO.645より転載

「発達障がいの子ども達」


発達障がいの子どもや大人が昔よりも増えている‥‥

本当でしょうか?












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昔も今と同じぐらい発達障がいの人はいたのです。

医学の進歩、診断の方法が確立されたことが、

増えたと言われる要因と思われます。














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昔も今も発達障がいの子どもは、生きづらく、

つまずいてばかりいました。いじめられたり、

からかわれたり、とても辛い思いをした。

それでも何とかやれました。 

以前は上手くできない子どもがいても

「助けて」と言えば、周囲の子どもや

年上の子どもが助けてくれた。

だからと言って根本の解決まではしてくれなかった。

その時、その場で、困っていることを助けてくれただけです。

それでよいのです。

最終的に解決するのは本人であり、家族だからです。













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しかし、現代社会は子どもから大人まで

「助けて」の一言が言いづらくなっている。

情報があまりにも多く価値観も多様化している。

叱るのではなく「そっとたしなめる」という

日本人の良き習慣も薄れている。

親も周囲の大人たちも子どもの「SOS」に敏感に反応できない。

あるいは、子どもの発信している「SOS」の意味を取り違えている。

子供の発信している「SOS」に

いち早く気づくことが重要なのです。

子供からの「SOS」の見つけ方は次回とします。


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