岩槻の情報紙「ら・みやび」NO.645より転載
「発達障がいの子ども達」
発達障がいの子どもや大人が昔よりも増えている‥‥。
本当でしょうか?
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昔も今と同じぐらい発達障がいの人はいたのです。
医学の進歩、診断の方法が確立されたことが、
増えたと言われる要因と思われます。
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昔も今も発達障がいの子どもは、生きづらく、
つまずいてばかりいました。いじめられたり、
からかわれたり、とても辛い思いをした。
それでも何とかやれました。
以前は上手くできない子どもがいても
「助けて」と言えば、周囲の子どもや
年上の子どもが助けてくれた。
だからと言って根本の解決まではしてくれなかった。
その時、その場で、困っていることを助けてくれただけです。
それでよいのです。
最終的に解決するのは本人であり、家族だからです。
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しかし、現代社会は子どもから大人まで
「助けて」の一言が言いづらくなっている。
情報があまりにも多く価値観も多様化している。
叱るのではなく「そっとたしなめる」という
日本人の良き習慣も薄れている。
親も周囲の大人たちも子どもの「SOS」に敏感に反応できない。
あるいは、子どもの発信している「SOS」の意味を取り違えている。
子供の発信している「SOS」に
いち早く気づくことが重要なのです。
子供からの「SOS」の見つけ方は次回とします。
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