2023年4月18日火曜日

コラム『ココロとカラダの薬箱』第7回


岩槻の情報紙「ら・みやび」

NO.646より転載

子どもから親へのSOSサイン

 年齢によっても異なりますが、一般的に子どものSOSは

睡眠、食欲、体調、行動の4つの面に出てきます。












 朝、起こしても起きない。夜更かしをしている。

元気がない。疲れている。

顔色が悪い。食欲がない。

急にやせた。過食になった。

吐き気を訴える。体重を気にする。














 学校に行かないと言う。

友達と遊ばなくなった。

引きこもりがちになった。

だらしなくなった。いつもイライラしている。

落ち着きがなくなった。感情を表に出さなくなった。

何もしないでぼんやりしている。ひとり言が増えた。

急におしゃべりになった。突然大声(奇声)を発するようになった。

急に泣き出す。ペットをいじめる等、

今まではあまりなかった現象が見られる場合は、

子どもから親への「助けて!」という

「SOSのサイン」かも知れません。













 大人も同様ですが、コロナ禍によるストレスは、

子どもにも深刻な影響を及ぼしています。

考えてみますと3年前に小学校へ入学した子どもたちは、

マスク越しでまともに友達の素顔を見ていないのです。












 
 国立成育医療研究センターの調査結果では、

頭痛や腹痛、イライラすることが以前より多くなった。

給食中に話ができない。何となく疲れてしまう。

何でもコロナだからと言われ行動が制限される。

先生にも相談しにくくなった。間食が増えた。

食事の時間が不規則になった。

ゲームやスマホを見る時間が増えた。

就寝時間が遅くなったと回答している。

コロナ禍の影響は、想像以上に深刻と思われます。




 大切なのはこの後です。

子どもからのSOSにどのように対応すべきかです。

こうすればよい。ああすればよいなどと申し上げる

確かな答えはないのです。

しかし、基本的な対応方法はあります。

次回にそのことをお話しします。


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