子ども食堂において始めて「親子で絵本作り」をしました。
特別支援学校の元教諭(図工)の鈴木さんが対応してくれました。
当日は地元の花火大会で持ち帰り用のメニューにしました。
又、かき氷もありました。
子ども食堂において始めて「親子で絵本作り」をしました。
特別支援学校の元教諭(図工)の鈴木さんが対応してくれました。
当日は地元の花火大会で持ち帰り用のメニューにしました。
又、かき氷もありました。
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.664より転載
『1冊の気になる本』
現在、74歳の私が人生で最も影響を受けた本は何か。
1冊あげなさいと言われたら真っ先に挙げるのが、
時実利彦先生(大脳生理学者)の『人間であること』です。
脳の話も影響を受けました。
2冊とも岩波新書で、その2冊が私にとっては、
バイブルみたいなものです。
高校時代に読んだ本が今の私を支えてくれています。
今ではボロボロになった本を
時々ですが開きます。
すると新たな発見があります。
何十年経っても先生はこんなこと言いたかったんだろうな。
時代が変わったけれども、基本はこれだと気付かされます。
そういう意味で自身が影響を受けた本を手元に置くことは、
心の安らぎにも拠り所にもなります。
時実先生は著書の中でこんなこと言われています。
『植物は生きている』『動物は生きていく』
『よりよく生きるのが人間である』。
ただ生きているのであれば植物だよ。
ただ生きていくのは動物だよ。
よりよく生きる存在こそが人間である。
高校生の私にとって『よりよく生きる』とは
何かが永遠のテーマになりました。
大学で心理学を学んだのもそれがきっかけです。
大学紛争の真っ只中です。
否が応でも『人間がより良く生きるとは何か』を
考えさせられました。
今思えば、50年以上に渡って、
このテーマでやってきたことになります。
自分が障害者の方たちに関わるようになって半世紀。
現在も『こころの相談室』で無料の心理相談を続けていますが、
その根底にあるのは、やはり
『人間、よりよく生きるとは何か』です。
一人ひとりの子供が、今目の前のお子さんが、
よりよく生きるためには何が必要か。
社会人になり、数十年ほど経って辿り着いた答えが、
『母親を楽にさせる』でした。
母親が楽になれば、子供も楽になれる。
当たり前に思えますが、これが難しい。
日々の生活の中で母親が楽になれる事はないか。
ほっとできる時間は作れないか。
一緒に探すのが、私の相談のスタイルになりました。
難しいことは言いません。
それはいけない。こうやったほうが良い。
こうあるべきだ。そんなことは言いません。
甘えではありません。
子供のためにも自分自身が少しでも楽になることが、
『人としてより良く生きる権利』だからです。
世の中には、そこらかしこの資料を集めて
誠しやかに蘊蓄を述べる方がいます。
そういう方に限って『あるべき論』なのです。
あるべき論に惑わされないでください。
【NPO親子ふれあい教育研究所代表(元大学教授)藤野信行
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.663より転載
『こころの相談室』
「NPO親子ふれあい」(OFKK)を立ち上げて
今年7月で14年目です。
当初は、就学前のお子さん対象の
無料『こころの相談室』だけでした。
徐々に多世代交流、子育て支援に移行し、
現在は「コロッケカフェ(木・金)、
子ども食堂(第3土曜)、
無料学習塾(第3・第4土曜)、
今年から『わくわく体験』も始まりました。
「わくわく体験」については次回にお話しします。
←子ども食堂準備の様子
もちろん『こころの相談室』は今でも継続中です。
一時、コロナ禍の時には相談件数が減りました。
しかし、今では以前より増えています。
対象も小学生、中学生の相談も入ります。
しかし、相変わらず就学前のお子さんが中心です。
始めて来られた方には決まって
「お子さんの好い(良い)ところは何ですか」と尋ねます。
すぐに良いところが出てくることは稀です。
しばらく考えて、ありません。
何もありませんと応える母親が大半です。
お子さんのことで困って相談に来られたわけです。
いきなり良いところと言われても、
出てこないのは当然です。
しばらくすると、
「良いところは無いが可愛いです」と
応える母親は多い。
可愛いって最高の「良いところ」ではありませんかと言うと、
これで良いのですかと聞いてきます。
間髪入れずに申し上げます。
「1日に10個」1か月間、お子さんの良い(好い)ところを
挙げてくださいとお願いします。
すると無理、無理と言われます。
「子供がこんなことをしてくれた。
幼稚園での出来事を話してくれた。
先生に褒められた。」何でもよい。
何月何日、1行で良い。
短い方が良いと言います。
説明がないと後でわからないと言われます。
説明はいらない。
とにかく騙されたと思って「良いところ」探しだけを
1か月してくださいとお願いします。
半信半疑の母親が1か月後に
「ニコニコ顔」「晴れやかな顔」で来られます。
我が子にこれ程良いところがあったと改めて気づかされたち言います。
ここから私と母親の相談は始まります。
NPO親子ふれあい代表理事 藤野信行(元大学教授)
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.662より転載
『なぜ・今・EQ(感情の知能指数)なのでしょう』
コロナ禍が終息に向かう昨今、
引き続きテレワークや在宅勤務を続けている人も多い。
3つあるテレワークのひとつが在宅勤務です。
一方、最近になってテレワークを廃止する企業が増えている。
テレワークになじんだ人にとっては、
廃止されると自身の生き方そのものに影響が出ます。
廃止は、優秀な人材が流出するきっかけにもなりかねない。
確かにテレワークにはメリットとデメリットがあります。
最大のデメリットは、「コミュニケーション不足に
陥りやすい」ことです。
モニターだけでは社員の体調や考え方、
ましてや感情の把握までは難しい。
昔から人間は「感情」の動物とも
「思考と感情」の動物ともいわれてきた。
「コミュニケーション=感情の把握」と言えなくもない。
感情と言えば、テレワークによる
コミュニケーション不足が原因かなのか。
会社や仕事に「飽きた」と「感情」が優先して
優秀な人材が辞めていくらしい。
様々なストレスが原因で体調を崩し
意欲を無くして辞めていく「5月病」とは違う。
優秀な人材であれば、「飽きた」理由もわかっている。
下がったモチベーションを再度向上させられないか。
改めて注目されているのが「EQ(こころの知能指数)」です。
感情の知能指数ともいう。
一般にEQの高い人は人間関係がスムーズにいく。
反対に低い人は人間関係で苦労すると言われる。
又、EQの基本は「コミュニケーション能力」です。
年齢や性別に関係なく誰でも高めることができます。
EQを高めるための企業研修(感情マネージメント)や
子どものEQを伸ばすカリキュラムもあります。
なかでも注目されている能力が『楽観性』です。
あの人は何事にも楽観的で羨ましいね。
苦労が無いのかねなどと皮肉る人もいる。
とんでもない。「楽観性」を発揮している人は、
成功することを前提に行動するので、
失敗もするが立ち直りも早い。
大きな成功も得られる。
「発想の転換」とよく言われるが、「楽観性」の
高い人ほど「発想の転換」が上手ではないでしょうか。
ここからは、子どものEQの伸ばし方、
幼少期の親の関わり方について述べます。
①やればできると言う自分を信じる気持ちを育てる。
そのためには親は子どものすることを頭から否定しない。
必要な時にアドヴァイスをする。
②要領よくまとめて話すことは子どもには難しい。
子どもの話を親が辛抱強く一緒懸命聴いてあげることで
徐々に整理して話せるようになります。
③子どもがなぜ叱られたか理解できるような接し方をする。
子どもを感情的に叱ると、叱られるのが嫌でチャレンジ(挑戦)しない。
意欲の無い子どもになります。
④子どもは小さな出来事でも不安になります。
日常的にスキンシップができているかをチェックしてください。
⑤親子でその日の出来事『楽しかったこと。悲しかったこと。
悔しかったこと等』その時々どのような感情を
持ったかが確認できると良いですね。
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.661より転載
「25年周期の心理学ブーム」
最近、心理学に関心が集まっているようです。
どうも25年周期で心理学ブームが起きています。
私が学生時代の1970年代も心理学ブームでした。
授業料値上げ反対、日米安保反対と学生運動が激しかった時代です。
それから25年後2000年代初頭は長引く経済不況のために
中高齢者のリストラ、若者の就職難が続きました。
さらに25年後の現在です。
地球規模の環境異変。
半世紀ぶりの円安と物価高、そして、経済格差と貧困問題など昔に
タイムスリップした感があります。
確かに社会が混とんとした時代になると、
心理学ブームが起きるようです。
今から24年前の2000年に
一般書として始めて出したのが
『ボランティアのための福祉心理学(NHK出版)』です。
専門書ではない。ネーミングが固いと編集者から
言われたことを思い出しました。
その中でEQ(こころの知能指数)について触れています。
私たちはIQ(知能指数)についてはよく知っている。
バブル経済華やかな時代には、幼児を対象に
「IQ」を高める為の英才教育が盛んでした。
IQが高いことが優秀とされてきたからなおさらです。
しかし、EQとなると勝手が違う。
EQはゴールマンが提唱した「思いやり・協力・調和」のことで
「こころの知能指数」と呼ばれている。
IQは頭の知能指数、EQはこころの知能指数と言うわけです。
このブームが25年前に起きました。
その背景には、幼児や老人への虐待、学校における
いじめや多発する凶悪犯罪など、
従来の日本では考えられない深刻な事態が生じていました。
世界でも類を見ない凶悪犯罪「オウムのサリン事件」が
この時代に起きました。
サリンを起こした当事者は、
医師や弁護士を始め多くが高学歴者であったことから
学歴偏重に警鐘が鳴らされた。
そこで先ほどから申し上げている「EQ」への
関心が一気に高まったわけです。
なんとなく現在の世相に似ていませんか。この続きは次号とします。
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.660より転載
「4月は新たなスタート」
4月は、幼児から大学生、新入社員までが
「希望と不安を胸に」新たな道を歩み始めます。
試しに「新入生の気持ち」とパソコンに入力してみました。
私が期待したのは、保護者や教師から子どもへの励ましの言葉です。
ところが、いきなり目に飛び込んで来たのが、
大学から新入生への歓迎メッセージの数数です。
多くの大学は、少子化の影響で学生確保に躍起になっています。
以前以上に1人の学生の存在価値が高まっているのでしょう。
この時期、復学や再就職、新たなチャレンジをする人もいます。
いずれにしても様々な人が、
様々な形で新たなスタートを切るのが4月です。
現在、73歳の私も4月から
FM越谷86.8㎒にデビューします。
「いつでもどこでも子育てお役立ち情報
ふじのラジオ5分間だけ聞いてください」です。
毎週火曜の10時20分からの5分間(土曜再放送)です。
5分間ですが、毎週となると大変です。
FM越谷は、コミュニティ放送局です。
エリアが限られています。確実に聴けるのは、
無料アプリの「リスラジ」からです。「リスラジ」は、
全国のコミュニティFM放送が聴けます。
なぜFM放送かと言えば、昨年、
ユーチューブ「ふじのラジオ」を開設しましたが、
聞いて頂けない。
ユーチューブであればいつでも聞ける。
5分間であれば聞きやすいと始めたのですが結果は散々でした。
母親たちに尋ねたところ意外な言葉が返って来た。
内容は良い。聞きやすい。勉強になる。
しかし、「いつでも聞ける5分間番組」だから余程でないと聞かない。
いつでも聞けることが裏目にでました。
どうすれば良いか。
旧知の越野社長に相談し、
レギュラー番組を持つことになりました。
FM放送は聞き逃すこともあります。
同じ内容をユーチューブに掲載すれば良い。
その様に考えました。73歳の新たなチャレンジです。
岩槻の情報紙「ら・みやび」
NO.659より転載
「ストレスチェックと高ストレス」
ストレスチェックの結果は如何でしたか。
25項目中8項目以上が該当した場合は高ストレスが心配です。
しかし、あくまで目安です。問題は数ではなく内容です。
ポイントは、ストレスの対象(悩みの原因)が
「子ども」
「夫」
「家族や友人」
「自分自身」
のいずれに当てはまるかです。
また、あなた自身のストレスが主に
「身体的不調」
「精神的不調」
いずれから来ているかです。
例えば、高ストレスの原因が「子ども(子育て)」にあるとします。
あなた自身が、現在強く感じているのは、
「身体的不調」ですか。「精神的不調」ですか。
子育ての悩みの根本原因は、お子さん自身ですか。
夫への不満ですか。
あなた自身の性格、あるいは日々の生活。
たとえば、「育児と仕事の両立」が上手にできないからですか。
結論から言えば、高ストレスの原因は一つではなく
複雑に絡み合っていると言うことです。
したがって、ストレスを無くすのではなく
「軽くする」ことが重要です。
子育て(悩み)の原因が、
一つでも軽減できれば随分と楽になります。
設問の⑨⑩⑬は夫への不満です。
これがストレスの主な原因であれば、
夫婦で良く話をすることです。
何か手伝ってもらえることを見つけましょう。
或いは、あなた自身の考え方を見直すだけでも楽になります。
私が著書や講演で話すことです。
「良いところ探し」です。
相手の欠点はいくつでも見つかります。
相手の良いところを探すのです。
小さなことで良い。
今日、子供がこんなことをしてくれた。
夫が手伝ってくれた。
一日十個、相手の良いところを探してください。
子どもの良いところを十個あげるのが難しいのに
毎日十個の「良いところ探し」は無理と言われる方もいる。
しかし、これも習慣です。
続けていると何か良いことがあります。
いつの間にか子育てが楽に楽しくなっています。